この記事では、「酸素自動計測器(JIS B 7983)」のうち、干渉影響試験について、試験で問われやすいポイントに絞って、分かりやすく整理していくわ。
そんなことをしていたら、覚えることが増えるだけよ。
そもそも、干渉影響試験を行う目的は何?
既に説明したとおり、磁気式では一酸化窒素が、ジルコニア方式では未燃焼成分が測定結果に影響するの。
でも...
影響するって言われても、どの程度影響するのか分からないと不安よね。
そこで、干渉影響試験の登場よ!
干渉影響試験
この試験では、試験用ガスを計測器に導入して、干渉影響を確認するの。
測定原理によって試験用ガスの組成が異なることに注意ね。ここ試験に出るから。
それじゃあ、選択肢1から順番に見ていくわよ。
選択肢1
酸素の常磁性を利用した計測器には、磁気風方式と磁気力方式の2つの方式があったこと覚えてる?
「酸素の常磁性」のところで説明したから。
だから、この記述は正しい。
選択肢2
試料採取部については、この記事では説明はしていないわね。
じゃあ、ここはパス。
選択肢3
ゼロドリフトについても、説明もしていないわ。
ここもパスね。
選択肢4
ここが今回のポイントよ。
干渉影響試験に用いる試験用ガスは、測定原理によってその組成が異なるの。
覚えてる?さっき説明したよ。
だから、「磁気風方式とジルコニア方式は、どちらの計測器も同じ組成の試験ガスを使用する」という部分が誤り。
【解答】4
干渉影響試験の結果は補正に使うの?
測定値の補正には使わないわ。
干渉影響試験は、計測器が干渉成分の影響をどの程度受けるのかを確認するための性能試験なの。
だから、試験で得られた値を日常測定の結果から差し引くことは、通常行わないわ。
「なんで測定値の補正に使わないのか」って?
干渉の影響はガス組成や測定条件によって変化するの。
だから、試験で得られた干渉影響を、そのまま日常測定の補正値として使えるわけではないのよ。
単純なブランク補正と同じようには扱えないってこと。ここ、混同しないようにね。
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