2026年9月27日日曜日

環境計量士と排ガス/大気中のNOx測定(1)|IC法

受験生諸君‼
次の数字が何を意味するのか分かる?

59, 60, 61, 62, 64, 65, 67, 70, 71, 73, 74, 76

これは、第59回から第76回までの環境計量士試験に「排ガス/大気中のNOx測定」が出題された回を並べたものよ。
そう、実に12回もの出題実績があるの。

これは、チャンスよ!
出題傾向を把握し、分析方法の原理や測定上の特徴を整理すれば、得点源にすることも十分に可能。

さあ、過去問演習を通じて、この頻出テーマを徹底攻略していきましょう‼

「排ガス/大気中のNOx測定」を扱うJIS規格は次の3つよ。
でもね、試験で問われる内容は限られているの。

これから、順番に攻略していくわよ。

はじめに攻略するのは、イオンクロマトグラフ法よ。
覚えるべきポイントは3つだけ。


・試料ガス中の窒素酸化物をオゾン又は酸素で酸化する。
・吸収液に硝酸イオンとして吸収させる。
 ※吸収液は希硫酸と過酸化水素水の混合液
・測定対象成分はNOとNO2
【補足】吸収液の濃度
硫酸:0.005 mol/L
過酸化水素水:1+99

ここまで説明したんだから、次の過去問くらい解けるわよね?
ほら、実力を試してみなさい!
⭐ 過去問演習(第70回及び第64回, 問題文を一部編集・再構成)
問10  排ガス中のの窒素酸化物分析方法

JIS K 0104 に規定されているイオンクロマトグラフ法について、次の文章の(ア)~(ウ)に入る語句の組合せとして、正しいものを一つ選べ。

排ガス中の窒素酸化物を(ア)で酸化した後、(イ)に吸収させ、(ウ)として定量する。

(ア) (イ) (ウ)
1 オゾン又は酸素 アルカリ性過酸化水素水-
ぎ酸ナトリウム溶液
亜硝酸イオン
2 過酸化水素 0.005 mol/L 硫酸-過酸化水素水
(1+99)
硝酸イオン
3 過酸化水素 アルカリ性過酸化水素水-
ぎ酸ナトリウム溶液
亜硝酸イオン
4 オゾン又は酸素 アルカリ性過酸化水素水-
ぎ酸ナトリウム溶液
硝酸イオン
5 オゾン又は酸素 0.005 mol/L 硫酸-過酸化水素水
(1+99)
硝酸イオン
解説

(ア)から順番に見ていくわ。
排ガス中の窒素酸化物は、オゾン又は酸素で酸化するの。
だから「過酸化水素水」としている選択肢2と3は誤り。

次に(イ)。
吸収液は硫酸と過酸化水素水の混合液よ。
だから「アルカリ性過酸化水素水-ギ酸ナトリウム溶液」としている選択肢1,3,4は誤り。

ここまでで、残るのは選択肢5だけ。

【解答】5