問15 は「JIS K0055 ガス分析装置校正方法通則」もしくは「高圧ガス」に関する設問が出題される傾向が10年近く続いています。そこで、過去の出題内容を踏まえて、ガス分析装置校正方法のポイントをリンク先のページにまとめました。
今回は「JIS K0055 5.1.2 分析装置の設置、配管及び接続」からの出題です。
JIS K 0055 5.1.2
分析装置は、隣接区域からのコンタミネーション、振動、電源電圧変動、温度変動などの影響のない環境に設置する。また、校正用ガスを分析装置に導入するための配管接続は、できる限り短く、かつ、遊び空間ができないように、定められた導入口に接続する。さらに、配管の材質には、吸着性、反応性及び透過性が小さいものか無視できるものを用いる。
水色の下線部分が正誤判定で出題されます。
選択肢3
配管の材質には、吸着性、反応性及び透過性が大きいものを用いる。
「配管の材質には~が大きいもの」ではなく、「小さいものか無視できるもの」を用いるので、この記述は誤りです。
正解は3