拍子抜けするぐらい簡単です。
過酸化水素水は次のように分解反応が進み、過酸化水素の濃度が減少します。
H2O2 → O2 + 2H+ + 2e-
C0 (初期濃度) = 16%,、Ct (t秒後の濃度) = 8%、 t = 100秒 の情報が与えられていますから、下のようなグラフを描いて ”正解は1だ!” と考えた人もいるでしょう。
残念ながら間違いです。。。
なぜなら、反応の進行に伴う過酸化水素の濃度減少によって反応速度が減速しますから、グラフは必ず放物線を描くからです。
この場合、反応物や生成物の増減は積分形を使って考えますが、“積分はヤメテ” という人のために半減期で考えてみましょう。
表より正解は3