2020年5月12日火曜日

第70回(2019.12)化学分析概論及び濃度の計算 問15

📁第70回(令和元年12月)

問15 は「JIS K0055 ガス分析装置校正方法通則」もしくは「高圧ガス」に関する設問が出題される傾向が10年近く続いています。そこで、過去の出題内容を踏まえて、ガス分析装置校正方法のポイントをリンク先のページにまとめました。



(解説)
 校正用ガスとは、分析装置の校正に用いる標準ガスのことで、ゼロガス・スパンガス・中間点ガスの総称です。したがって、問題文の記述内容は誤りです。

 スパンガスとは、分析装置の所定の測定段階(レンジ)の、最大目盛付近の目盛値を校正するために用いる校正用ガスのことです。したがって、問題文の記述内容に誤りはありません。

 中間点ガスとは、分析装置の所定の測定段階(レンジ)内の、最小目盛と最大目盛の間の目盛値を校正するために用いる校正用ガスのことです。したがって、問題文の記述内容は誤りです。

 Point 解説ページに書いてないのでパスします。

 校正用ガスを分析装置に導入するための配管接続はできる限り短く、かつ、遊び空間ができないように定められた導入口に接続します。したがって、問題文の記述内容は誤りです。


正解は