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2021年8月29日日曜日

環境計量士(濃度関係)国家試験問題の解説(環濃) 第71回(令和2年)問16

📁第71回(令和2年)

ここ数年、排ガス絡みの少々マニアックな内容を出題する問16。今回は排ガス中のPOPs(残留有機汚染物質)についての出題で、2015年の過去問まで探してみたが1度も出題された形跡がない。おそらく、ほとんどの受験生がこの分析方法について知見がないはずだ。
本番では問題文を読んでみて、手に負えないようならパスしよう。

私自身、排ガス中のPOPs(残留有機汚染物質)測定方法について知識も経験もないから、ここで偉そうに解説することができない。そこで、環境省のHPで見つけてきた『 排ガス中のPOPs測定マニュアル 』を確認してみる。

4.2 分析方法の基本的な考え方

測定対象物質の分析は、キャピラリーカラムを用いるガスクロマトグラフ (GC) と二重収束形質量分析計 (MS) を用いるガスクロマトグラフ質量分析法によって行う。分解能は 10000 以上が必要である。

以上より正解は