なかなか難しい問題だと思います。
横から見ると下のように、カリウム原子の層とグラフェンの層が交互に重なっている...
そして上から見ると問題に描かれているように、大きな六角形と小さな六角形が重なっている...
考え方としては六角柱の格子(下の図は立方体ですが…)を想像してもらって、その中にあるカリウム原子と炭素原子の数をかぞえます。
とりあえず、問題にある小さな六角形と大きな六角形を分けることから始めましょうか。
白い〇は描くのが大変だったので省きましたが、赤い〇のほうは理解しやすいように少し変えてあります。さて、赤い六角形の中に赤い〇はいくつあるでしょうか?
中心に1つとそれぞれの角に120°の〇が6つあるから、赤い〇は全部で3個です。
次に2つの六角形を重ね合わせて、赤い六角形の中に白い〇がいくつあるのか数えます。白い〇は数が多くて大変ですから、はじめに赤い六角形を六等分し、その中の白い○を数えることにしましょう。
六等分した赤い三角形の中に白い〇が4個ありますから、赤い六角形の中に含まれる白い〇の数はこれを6倍した24個です。
赤い〇がカリウム、白い〇が炭素ですから K3C24
すなわち KC8
正解は3