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2020年5月6日水曜日

第70回環境計量士国家試験(環濃)問7の解説

問7(第70回 環濃)
日々の業務で ICP 発光分光分析装置を使用しているのなら、即答できる内容です。


ICP 発光分光分析法における3つの定量方法を答えよ!


みたいな質問をされたら、次の3つが即答できるようにしましょう!
  1. 発光強度法
  2. 内標準法
  3. 標準添加法
※JIS K 0116 では、発光強度法も内標準法も検量線法の一つとして分類されいるようです。私個人としては、検量線法、内標準法、標準添加法という認識ですが...


ちなみに、ICP 質量分析法における定量方法は次の4つです。これも即答できたほうが良いですね。
  1. 検量線法
  2. 内標準法
  3. 標準添加法
  4. 同位体希釈分析法

というわけで、選択肢3の同位体希釈分析法が 「JIS K 0116 発光分光分析通則」に記載のない定量法ということになります。
正解は